こんにちは、あきです。
僕は現在、社会不安障害という病気により仕事ができない無職の27歳です。
今まで社会人として外で仕事をしていたことはありません。
「無職でどうやって5年間も生活してるんだよ!」っていう感じですよね( ̄▽ ̄;)
暴露というほど大げさなものではないですが、僕という社会不安障害を患っている一人の人間が「無職でニートだけど、5年間もの間どうやって生活しているのか」ということを中心に書いていきます。
あくまで一例でしかないかもしれませんが、少しでも読んだ方の参考になることを願って書いていきます。
友達や知り合いがいないので、こういった話を両親と病院の先生以外の人に伝えるのは初めてです。
両親と先生ですら初めて知ることもたくさんあるかもしれません。
特殊な例で周りには中々いないタイプかもしれないので、読み物としても面白いかもしれません。
あとは、以下のことについても書いていきます。(軽くではありますが)
- 社会不安障害で無職だけど、趣味や特技を持った人が在宅でできる仕事
- 僕ほど社会不安障害の症状が酷くない人の仕事の探し方
- 精神疾患で無職の方が国からお金を受け取る方法←怪しくないよ( ̄▽ ̄;)
最後の方に、無職で仕事をしていない僕がどうやって奨学金や年金の支払いをしているかについても話していきたいと思います。
別に裏技的なことではなく、知っている人にとっては当たり前のことかもしれませんが…。
精神疾患により無職で年金が払えない方がどうやって年金をストップさせ、逆にどうやって年金を受け取るかについての方法は以下の記事で書きました。

27歳で無職の僕が、どうやって生活をしていたかについて話します【約22歳~24歳】

僕は一人でコンビニに入ることさえも困難なので、今までまともにアルバイトをしたことがありません。
アルバイトができていれば、5年間も無職として生活はしていません(-_-;)
社会不安障害の僕がアルバイトをしたら、追い出されました
唯一、大学2年生の夏休みに工場で短期アルバイトをしたことがありますが、非常に人手不足のところでした。
アルバイトの面接に行ってはことごとく落とされていた僕ですが、そこは面接の日に即採用になりました。
実家に帰省中の冬休みに急に電話が掛かってきて「明日来て下さい」と言われ、2、3日後に岩手から青森に戻りましたが、朝6時からお昼の12時過ぎまで休憩無しだったこともあり、見事に体調を崩してしまいました。
体調が悪いということを工場長に伝えたところ、険しい顔をして何も言わずに「しっしっ」という追い出す仕草をされました。
仕事について分からないことを聞きに行く際にも、常に不機嫌な顔をして「そういうのはいいから手を止めないで作業しろ」という空気感を醸し出している人でした。
恐る恐る、「次はいつ来ればよろしいですか?」的なことを聞いたところ、「次とかない!」と言われ、「早く帰れ!」としつこく「しっしっ」という仕草をされ、悔しくて号泣しながら雪道を帰ったのを覚えています。
しかも、数日後に平然と「○○日来ませんか?」と電話してきたのには驚きました。(相当、人手に困っていたんだと思います)
また同じことの繰り返しになると思ったし、仕事場でも色々とおかしいところだったので、その時は思い切って断りました。
すると、「あっそうですか」と不機嫌そうに電話を切られました。
その時の仕事場でのトラウマがあったり、社会不安障害により普通の生活ができていなかったので、就職はできないと判断しました。
家でできる仕事を勉強し、稼げなかった1年間
そして、大学3年生の5月からビジネスの勉強とネットでできる色々な商売に手を出してみました。
大学の授業も最低限まで減らし、寝る間も惜しんでブログを量産したり、輸入をしてみたり、メールマガジンを発行したり、ツイッターをやってみたりしました。
なかなか稼げないし、何も知らない周りからは「いつ就活するんだ」と言われていたので焦りは募る一方でした。
色々なものに手を出しても全部中途半端で終わってしまうと思ったので、大学3年生の11月くらいからメールマガジンに集中し始めました。
怪しいネットビジネスという業界だったので全く好きなことではなかったし、後ろめたさもあったのですが、「今はこれをやるしかない」と思ってなんとか継続していました。
社会不安障害で無職でも、最低限の生活費は稼げるようになったので家で稼ぐことを決意
大学4年生の5月(22歳になる前くらい)に、決して人様に誇れるようなやり方ではありませんが、メールマガジンで最低限の生活費くらいを稼げるようになりました。
この5月の1か月くらいの間は、大学の先生に報告するためだけに少しだけ就活をしており、会社説明会などにも行きました。
人の話を遮ってはネチネチと説教ばかりする先生でした。
僕が舐められやすいだけなんですかね…。
社会不安障害の症状は相変わらず辛く、必死に抑えながら会社説明会にも行ってました。
6月に入って単位が足りないことが分かり、社会不安障害による精神的な限界もあり、大学4年の後期を休学(のちに退学)し、アパートは2年契約だったのでそのままそこに住んでメルマガを続けました。
1つの科目の最初の授業で班作りが行われ、班で連絡用にメールアドレスを交換していたのですが、授業に出なかった日(出られなかった日)に班の年下の人から冷たい文面で「先生があなたには単位をあげないと行ってました」ということを知らされたので、そのショックも大きかったです。
翌年の3月末に地元に戻り、僕が社会不安障害であることをよく理解していない両親からは「一人暮らしをしろ」「駅周辺の方がいいだろ」と言われるがままに、何も言えない僕は駅の近くの5万円のアパートを借りて一人暮らしを始めました。

最低限の生活費しか稼げていなかったし、大学へ通う時間もなく社会不安障害で外に出るのも怖かったので、4月に退学届を大学に送りました。(この頃、23歳になる前です)
ちなみに、僕が大学を中退するまでの話は、以下の記事で具体的に話しています。


ネットで稼げなくなり、恐る恐るアルバイトをするが…
しかも、引っ越した直後に急に稼げなくなってしまいました。
理由は、僕がメルマガで稼いでいた方法に問題があり、収益化が難しくなってしまいました。(具体的なことは別の記事で書く機会があったら書きたいと思います)
そのことを父に報告したところ、「じゃあ、アルバイトを探した方がいいな」と言われ、毎日恐怖と不安が付きまといながらもアルバイトの面接を受け、なんとかセブンイレブンのバイトが決まりました。

*写真はイメージです(;^ω^)
社会不安障害でただでさえコンビニに買い物に行くだけでも怖くて動けなくなるのに、バイトで動いたり声を出すことは本当に困難なことでした。
僕としては震えや動悸を抑えながらも精一杯やっていたつもりなのですが、「声が小さい」「このままだと雇えない」ということを言われてしまいました。
結果はダメでした…。
研修期間のバイト代も無かったことにされたので、何度か抗議して渋々払ってもらいましたが、その際にもすごく怒鳴られました…。
それもさらにトラウマになって余計に人が怖くなり、しばらくの間は家で泣いていることが多かったです。
メルマガでもう一度稼げないかとすがる思いでやってみたら数万円程度はなんとかして稼げたので、その数万円と貯金でしばらく食いつないでいました。
本当に精神的に辛かったので、「貯金が底を尽きたらもうどうなってもいいや」くらいの感じでいました。
こんなことして生計を立てていた期間がありました【推奨しませんが…】
クビになったくらいの時期に、一日だけ8時間くらいかけてアニメの切り抜き動画を10本ほど作ってYouTubeにアップしていたことがありました。
(違法アップロードと言われるやつですスミマセン…。番組まるまるアップするとかはやったことありませんが、どちらにしてもダメですね…。)

その動画を半年後くらいに見てみたら、数千円くらいの収益が上がっていることに気付きました。
23歳の10月くらいにちょうどメルマガでの収益がゼロに近づいていたので、すがる思いでアニメの切り抜き動画をアップロードし始めました。
一日中ずっと編集とアップロードを続けて月に2、3万円くらい稼げていましたが、貯金が減り続けていることに不安を感じつつ、翌年の5月に、芸能人が発言しているところを切り抜いた動画のアップロードをし始めました。
(ユーチューブの規約ではアウトですが、法律的には引用元を書き、有名人の発言している部分を切り抜くのは違法じゃないみたいなグレーな感じのものでした。これも許して下さい…。)
それらの動画が結構爆発して、その月に15万ほどの収益が立ちました。(完全にまぐれです。)
そんなことをしていたので、8月くらいに完全にグーグルの広告が停止になってしまいましたが…。
それまではなんとか生活費を稼がせてもらいました。
それぞれの会社が決めたルールは決して破るもんじゃないです…。
メルマガでも同じようなことをしていたので結局稼げなくなる運命をたどりました。
これを読んでいる方には、決して真似してほしくないです。(僕のように精神的・経済的に追い込まれていたとしても)
でも、人に誇れて尚且つ家でできる仕事はいくつかあるので、後の方で少し紹介していきたいと思います。
ただ、僕みたいに何も専門的な知識が無い人にとっては難しいですが…。
社会不安障害で無職の僕は、どうやって奨学金と年金を支払っているのか?【約24歳~現在】

24歳の10月くらいに、社会不安障害であることが少しずつ両親に理解され、収入も全く無くなったため、実家に戻ることになりました。
ちょうど、通う病院が変わったタイミングでもあります。
この頃から僕は、ビジネスのことは考えたり試したりはしつつも、仕事は一切せずに実家で住まわせてももらいつつ、障害年金をもらいながら生活をしています。
障害年金については後の項目や別の記事で詳しく述べています。
無職でも毎月6万5000円もらえることを知る
実家に暮らし始めてからしばらくの間は無収入でしたが、ある時、病院の先生から障害者手帳があることを聞きました。
地域にもよりますが、障害者手帳があるとバス代が半額になったりします。
障害者手帳の等級は1級から3級まであり、僕は2級です。(1級が一番重いです)
また、障害年金というものについては市役所の方から聞きました。
収入が全く無い状態だったので、僕がそのうち奨学金が払えなくなるからと心配していた母と一緒に、市役所に奨学金や年金の支払いの相談に行ったところ、逆に年金をもらえるということを聞きました。
パニック障害である母も今まで色んな心療内科に通ってきましたが、パニック障害や社会不安障害で障害者手帳と障害年金がもらえることを始めて知ったそうです。
書類の申請が通ってからは、月に6万5千円入ってきています。(2019年12月以降は、増税により毎月7万円もらうことができます)
精神疾患で無職の方は必ずもらうべきもの
そこまでの道のりはちょっと長く、1、2年ごとに更新しなければいけませんが、やるだけの価値は十分にあります。
それに、精神疾患の人は障害者手帳と障害年金はしっかりと受け取るべきです。
そのお金のほとんどは奨学金の返済分と年金の支払い、親に渡す生活費に充てています。(少ない金額ですが)
残りは外に慣れるためのお金だと考えています。
僕の場合、現在は奨学金の返済と年金の支払いはストップし、障害年金のお金を毎月、奨学金と年金の分を貯金しています。
貯金している分を、社会復帰できた時に一括で返済する予定でいます。
年金は10年以内に支払わないといけないので、注意が必要です。
また、奨学金の返済を延長するためには、毎年書類を書いて送る必要があります。
「障害年金」というお金が貰える制度については以下の記事になるべく詳しく書いているので、良かったらご参考下さい。

奨学金や年金の支払いについても詳しく述べています。
社会不安障害や無職の方に、どうやって生活していくかについての方法をお伝えします【逆に年金がもらえる】

クラウドソーシングなどは結局人と関わらざるを得ないし、結構専門的な知識や実績が無いと生計を立てていくぐらい稼ぐのは難しいです。
先日、クラウドワークスというサイトで案件を探してみたら、決められたテーマで350文字書いて11円という案件がありました。
在宅ワークはこんな案件がゴロゴロあり、僕のように専門知識の無い人が生計を立てていくには結構難しそうです。
個人で稼ぐとしても死ぬほど努力が必要になり、時間やお金、精神をいくら削ったところで稼げる保証はないし、運の要素もあったりします。
しかし、人と関わらずにやれることはできる限りやるべきだと考えています。
人と関わらないでできる仕事は結構限られてくるかもしれませんが…。
普通の仕事ができず他に選択肢がない以上、やれることはやらざるを得ないかなと思っています。
一番羨ましいのが、絵を描ける人とプログラミングができる人です。
専門知識がある人は積極的に在宅ワークをやっていってもいいと思います。
無職でイラストが描ける人は、これらのサービスを利用すると稼げると思います
僕は絵が全く描けないので断念しましたが、イラストや漫画を描けると最近は色々と収益化できるところがあります。
ビジネスの知識も多少必要になってきますし、自分の描いた絵が多くの人に気に入ってもらえるかも分からないので、すごく稼げるというわけではないと思います。
しかし、絵を描くのが好きな方であれば苦ではないと思うので、お小遣い程度でも稼げることを期待してやってみてもいいのかなと思います。
ちなみに、下に記載している「ココナラ」というサービスは過去に数年間僕も利用していたことがあり、自分のメルマガに集客するための電子書籍をついでにココナラで販売してみたところ、合計で1~2万円くらいは収益が上がったので、試しにやってみる価値はあると思います。
ココナラ今の僕は特に出せるものが無いですが…。
何も専門知識が無い僕でもそれぐらいは稼ぐことができたので、副業やお小遣い稼ぎで始めてみてもいいと思います。
僕が知っている限りですが、上記のサービスがイラストの販売ができる(利用者が多い)サイトです。
他にも、LINEスタンプが作れる方や写真が好きな方もネットで販売し、多少ですがお金になると思います。
僕はあまり詳しくないので詳細は書けませんが、最近では写真を販売するサイトも結構あるそうです。
また、プログラミングが得意で、家で連絡をとるのが苦ではない方はクラウドソーシングで仕事をしてみても良さそうです。
プログラミングができる人で、経験などがあればそれなりにお金になるんじゃないかなと思っています。
いずれにしても何かスキルを持っている人が羨ましいです。
そのスキルを持った人でさえも、ネットでお金を稼ぐとなると結構大変かもしれませんが…。
僕のように文章を書くことが苦じゃない方は、アマゾンで電子書籍を出版してみるのもいいかもしれません。
僕なんかは本当に専門知識が無いので書けるネタがありませんが、それでも多少は電子書籍で稼がせてもらったので、電子書籍の出版に興味のある方は以下の記事を参考にしてみて下さい。


精神疾患や無職で専門知識が無くても、とりあえずやってみることで、お金は少しずつ稼げるようになっていくと思います。
最後に、僕のように精神疾患で何も持っていない無職の人がどうやって生活していくかについて書いていきます。
【重要】社会不安障害など精神疾患の方は、無職でもお金をもらいながら生活していけます
「お金がもらえる」という言い方はちょっと悪いですが、どの精神疾患でも「日常生活もままならなくて仕事なんてできる状態じゃない」という人には特に、障害者手帳と障害年金の申請をしてほしいです。
社会不安障害で仕事ができず無職でも、障害年金を受け取れば奨学金や年金の支払い、少しだけど生活費に充てることができます。
住んでいる地域にもよりますがバス代が半額になるので、外に出る練習をするときにお金を少しだけ浮かせることもできます。
僕みたいに社会生活を送ること自体が困難な人にとって障害年金は重要なことですが、まだ一人で外に出たりすることができ、日常生活にそこまで支障が出ない人(体に異常が出ないなど)であれば、就労支援(?)のようなものを受けてみてもいいと思います。
どちらも、いい心療内科であれば先生が色々と教えてくれます。
母は僕と同じ病院に通い始めるまで、今まで色んな病院へ通ってきましたが、一度もこういった自立支援についての話を聞いたことがありませんでした。
先生が良くない病院のほとんどは、障害年金について教えてくれないイメージが強いです。
本当に大変だと思いますが、いい病院を見つけることができれば診断書もしっかり書いてくれるので、自分に合う病院を見つけたらぜひ障害者手帳と障害年金について先生に聞いてみてください。(「そんなのがあるの知らなかった!」という方はぜひ)
もう一度載せておきますが、障害年金については以下の記事に詳しく書いています。

何か分からない点がありましたら、コメント欄かツイッターにて質問をお願いします。
社会不安障害で無職の僕が5年もの間どうやって生活しているかについて少しでも参考になれば幸いです。
僕は好きなことでしか人は生き残れないと考えているので、ぜひその考えについての記事も読んでもらえると嬉しいです。
