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【KDP】電子書籍を出版して5年間放置したら5万円の収入になったので、作り方と売るコツを解説します

こんにちは、あきです。

「KDP」というAmazonで電子書籍を出版できるサービスを使い、自分の作った電子書籍を販売し始めてから5年以上が経ちます。

無料で提供していたものをKDPで電子書籍という形で出版したことにより、意外にもそれなりの収入になったので、電子書籍の作り方と売るコツについて書いていこうと思います。

タイトルで勘違いしてしまった人もいるかもしれないので、一応補足しておくと、「KDPで電子書籍を出版して、5年間で得た合計金額が5万円」です。

既に作っていた電子書籍5冊ほどをKDPで一気に販売し、5年経ったらいつの間にか合計で5万円の収入になっていたので、ブログに書き残してみようと思いました。

KDPで電子書籍を5年間放置して5万円以上稼ぐ方法を教えるということはできませんが、実際にどんなことをして電子書籍で稼いだかということをできる限り書いていきたいと思います。

金額こそ少ないですが、僕が電子書籍を5年間放置して5万円の収入になったというのは結果論でしかないので、人に教えて稼がせるということは不可能だということは言っておきます。

ちなみに、ざっくりとした解説かもしれないので、細かいところは個人的に調べてもらえるとありがたいです。

あき
あき
なるべく具体的に書いていくつもりではありますが…

以下の記事では、5年半経過した電子書籍の売上を公開したり、「KDPで電子書籍が売れない」という方に向けてコツを紹介しているので、こちらも併せて読んで頂けると嬉しいです。

【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】
【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】KDPで電子書籍を出版したけど全然売れない、収入にならないという状態が続いていませんか? この記事では、僕がKDPで5年半放置している電子書籍の売上とコツについて公開していきます。 KDPで電子書籍を出版しているけど中々売れないという方はぜひご参考下さい。...

 

【KDP】電子書籍を出版して5年間放置したら5万円の収入になったので、作り方と売るコツを解説します

まずは、KDPで電子書籍を出版してから5年間放置していて稼いだ金額の詳細を公開したいと思います。

KDPとは、Amazonの「Kindle」という電子書籍を販売しているストアに個人で出版・販売をできるサービスのことです。

*Kindle Direct Publishingの略です。

2014年の4月からKDPでの電子書籍の販売を始め、2019年8月までに得た収益の合計は51,913円でした。

実際に口座に振り込まれた金額は、2014年4月~2019年7月に発生した収益分、49,566円でした。

始めたばかりの頃に源泉徴収が30%引かれていたので、実際に振り込まれた合計金額は5万円に届いていません…。

源泉徴収についてですが、これは書類のような物を送信してから引かれなくなりました。

未だにこれがどういうものなのかよく分かってないです。

KDPで電子書籍を出版するまで、どんな作業をしていたのか?

2013年の終わり頃に「メルマガで稼ぐ」という決意をして、数か月の間、以下のものを地道に作成していました。

胡散臭い業界のことを暴露するみたいでちょっと恥ずかしいですが、もう過去のことだと割り切って正直に書いておきます。

  • ステップメール(メルマガ登録した人に自動で届くメール)
  • 一括配信メール(自分がメルマガを発行したときに読者に一斉に届くメール)
  • 無料レポート(読者の欲しい情報をPDFに書き起こしたもの。無料レポートスタンドというものがあり、そこに登録した自分のレポートを誰かがダウンロードしたら、その人のメールアドレスを取得できる)
  • 商品を売るために、購入者限定のコンテンツ作成(「この商品を購入した人にはこんな特典を付けます」というもの)

無料レポートスタンドから読者が取れるのは登録してから数日の間だけだったし、数十ページの無料レポートを書いても2、30人分のアドレスが取れれば良い方だったので、もったいないと常に思っていました。

そこで思いついたのが、その無料レポートを電子書籍として販売するというものでした。

実際にKDPで電子書籍を出版して5年間置いてみて「そこそこお金になる」と初めて気付いたので、今思うといい判断だったのだと思います。

5年間で5万円という金額は1か月に換算すると約833円なので決して生活は楽になりませんが、短期間で集中して作ったコンテンツを5年間放置して何もしないで5万円入ってきたと考えるとちょっと得した感じがします。

電子書籍1冊を作る時間は人によってかなりバラバラだと思うので、どれくらいの労力でいくらの収入になるかは分からないです。

さすがに5年経つと収益は下がり気味ですが、最初にそこそこの労力がかかったとはいえ、まだしばらくの間はちょこちょこと稼いでくれるかなと思います。

2019年にKDPの電子書籍で稼いだ金額や売るコツについても以下の記事で書いているので、ぜひ読んでみて下さい。

【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】
【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】KDPで電子書籍を出版したけど全然売れない、収入にならないという状態が続いていませんか? この記事では、僕がKDPで5年半放置している電子書籍の売上とコツについて公開していきます。 KDPで電子書籍を出版しているけど中々売れないという方はぜひご参考下さい。...

電子書籍を出版するために必要なものはこの2つだけです【電子書籍の作り方】

電子書籍を出版するためには何が必要なのかと不安かもしれませんが、最低でも以下の2つさえあれば大丈夫です。

  • Word(電子書籍本体を作る)
  • GIMP(これで表紙を作る)
あき
あき
実は、電子書籍の作り方ってメチャクチャ簡単なんですよね( ̄▽ ̄;)

電子書籍を作るには、Wordがあれば十分です。

保存するときにファイル形式を「.docx」にすればOKです。

Wordが無くてもGoogleドキュメントやLibreOfficeなど他のサービスで代用できます。

実際にWord以外のソフトで作ったことはありませんが、ファイル形式が「.docx」というものになっていればKDPに登録できます。

他のファイル形式でもできたと思いますが、「.docx」が一番簡単で確実です。

電子書籍の表紙は、GIMPというソフトを使って適当に背景を選び、タイトルを入れただけのものを作っています。

もっと凝った表紙を作れば売り上げアップに繋がる可能性はあるかもしれませんが、そこまでの価値があるとは思えないし、常に倦怠感のある人間なのでやっていません。

「電子書籍を出版するからにはしっかり作りこみたい」という人は、実際にAmazonで販売されている電子書籍を参考にし、本格的な表紙を作ってみていいと思います。

その際にはGIMP以外のソフトを使った方がいいかもしれないですが…。

電子書籍の表紙はいつでも変更できるので、最初はあまり考えこまなくても大丈夫です。

補足:僕は実際には使ったことはありませんが、最近ではCanvaというサービスが簡単かつしっかりとした電子書籍の表紙を作るのに適していると思います。

あき
あき
5年以上何もしていない間に時代が変わったな…。

 

【KDP】電子書籍を出版して売れるか売れないかは「ジャンル選び」で決まる

電子書籍の出版だけでなくどのビジネスをするにしても同じことが言えるのですが、参入するジャンル選びで収入が一気に左右されることが多いです。

なので、どんなジャンルの電子書籍を出版するかが重要になってきます。

電子書籍は紙の本とは違って赤字になることは無いので、「収入が得られなくてもいいからとりあえず本を出版してみたい」という場合には自分の好きなことを書いてみていいと思いますが、収益を重要視する場合には売れるジャンルを選んでいくべきです。

これから電子書籍の出版をしてみようと考えている人に、僕は以下のジャンルをおすすめします。

  • 自己啓発
  • 稼ぐ系(投資、アフィリエイト、転売、副業)
  • 恋愛
  • ダイエット
  • ミニマリスト系?(片付け。最近はYouTubeなんかでもミニマリスト系の人なんかが結構稼いでいる人が増えてきているように思います。)

電子書籍を読むのが一番多い層は、30代のサラリーマンだと思います。

何かの記事で読んだのと、僕が実際に電子書籍の出版をしたりメルマガ配信をしていたときにメールをもらうのがそういった層の人が多かったからというのが主な理由です。

少し前であれば仮想通貨系の電子書籍やアフィリエイトを扱っていた人たちが結構な恩恵を受けていたそうです。

最近は落ち着いてきている頃かもしれませんが、それでもまだ稼げると思うので、仮想通貨に詳しい人は仮想通貨に関する電子書籍を作ってみるのもいいと思います。

 

電子書籍の出版など、副業で稼ぐには数多く打つしかない

どんな副業もそうですが、商品を1つ作ったくらいじゃ収入になるかは分かりません。

ブログも1記事書いたくらいじゃ上手くいかないし、ユーチューブの動画も1本出したくらいじゃ稼げないです。

商品を1つ作って運よく当たる人もいるかもしれないですが、それはあくまで運であって自分の実力では無いので、単発的に小銭を稼げるだけで終わります。

あき
あき
実力のある人でも10割当てることはさすがに無理なはず…。

初心者でなくても、数をこなすことが大切です。

電子書籍の出版においても、数多く作ってから気付くことの方が多いです。

1冊目を出版したら売り上げを毎日確認しつつ、2冊目を執筆していき、出版したら3冊目を執筆。

次々と考えながら新しい電子書籍を作っていき、どういったジャンルやネタ、タイトル、表紙がウケがいいのかを確認し、上手くいったものを徹底的に攻めていくというのがいいのかなと思います。

特にマンガを描ける人の場合は、KDP意外にも販売する場所はいくつかあるので、同時に色んなところで販売するのもありだと思います。

僕の場合は、ココナラというサイトでも電子書籍を販売し、合計15,000円くらいは稼がせてもらいました。

ココナラ

ただ、取引をいちいち自分でしなければいけないので、途中で辞めました。

「毎日ココナラのページを確認し、購入者がいたらメッセージと商品データを送る」ということさえめんどくさかったので、途中から辞めました。

あき
あき
数分で終わる作業がめんどくさくて辞めてしまいました

仮に辞めていなかったとしても、売り上げは少しずつ減ってきていたので、そんなに収入に大差は無かったと思います。

それからはkindleにだけ電子書籍を置き、ロイヤリティ70%で販売しています。

Amazonだけで販売している場合には売り上げの70%が自分のもとに入り、Amazon以外の場所でも販売している場合には売り上げの35%が入るというルールになっています。

僕の場合は1冊500円で販売している本がほとんどで70%のロイヤリティなので、1冊売れたら自分の元に350円入ってくるという仕組みです。

 

KDPで実際にこんな感じの電子書籍を出版しました

電子書籍で稼ぐ方法を謳った本や情報商材は沢山あると思いますが、いずれも「上手くいった方法」でしかないと思うので、買う価値はあまり無いかなと思っています。

電子書籍の出版手順が書かれた本は買ってみてもいいと思いますが、情報商材はやめておいた方がいいです。

内容と値段が伴っていないことが多いので。

とは言っても、僕がKDPで出版した電子書籍はいわゆる「稼ぐ系」のジャンルなので、自分も「結果論をまとめただけで値段に見合っていないコンテンツ」を販売している一人かもしれません。

実際に販売している電子書籍を公開することは恥ずかしいのでできませんが、以下のような内容のものを1冊500円ほどで販売しています。

  • 自己アフィリエイトで数万円の資金を作った方法をまとめた本
  • 無料ブログを使ったアフィリエイトで少し稼いだ方法をまとめた本
  • メルマガ読者を1000人集めた方法をまとめた本
  • メルマガのアフィリエイトで20~30万円ほど稼いだ方法をまとめた本など

電子書籍の販売を開始し始めた頃は、半分くらいは1冊1,000円で販売していました。

自分が電子書籍を出版したり、色々なビジネス書や情報商材を読んでみて思ったことですが、自己啓発系やビジネス書のほとんどは利益や読者獲得だけのために書かれた「経験談」や「上手くいった方法」を書き記したものであるということです。

本や情報商材、オーディオブックなどを買うと、「これで悩みを解決することができる」とか「これを読んで実践すれば著者の言うとおりになる」と思ってしまいがちですが、あくまで一つの成功例や一つの考え方として参考程度に留めなければいけないなと思うようになりました。

僕は電子書籍の出版を停止しようかと考えたこともありましたが、小銭稼ぎのために読者よりも自分の利益を優先しました。

僕が成長していれば本をリライトして内容を新しいものにすることができるのですが、今となっては結局メルマガで稼いでいないので、「かつて上手くいった方法を記した本」として残すことしかできていません。

 

実際に出版した電子書籍それぞれの売り上げはいくらだったのか?

僕がKDPで販売した中で一番売れている電子書籍は、「メルマガ読者を集める方法」について書いたものです。

これが今までの合計で18,000円の売り上げになりました。

メルマガをやっていた頃に1000人ほどメルマガ読者を集めたことがあるので、その方法についてまとめたものをKDPで販売しました。

あき
あき
最終的に3000人の読者を集めましたが、ほとんどが無料レポート経由で集めた読者なので、濃い読者はあまりいなかったです。

そして二番目三番目に売れているのは、アフィリエイトについて解説した初心者向けの電子書籍がそれぞれ13,000円と12,000円の売り上げになっています。

あき
あき
結局、稼ぐ系が一番強いです。

他にも3冊ほど販売しているのですが、5年ちょっとの合計額がそれぞれ2,000円とか3,000円です。

ブログやユーチューブの動画と同様に、どの本がそこそこ売れてどの本が全く売れないかは実際にやってみないと分からないです。

電子書籍を10冊出版したら、そこそこまともに稼げるのが1~3冊くらいだと思います。

それ以外の本が全く売れないなんてことがあっても全然不思議じゃないです。

 

KDPで出版した電子書籍の収益はいつ振り込まれるのか?

KDPでは、電子書籍が売れた月の翌々月末にロイヤリティが支払われます。

例えば、この記事を書いている今は10月なので、今月分の電子書籍の売り上げは12月末に支払われるということになります。

僕はKDPがすごく好きなのですが、その理由は、発生した収益が数十円とか数百円でも口座に勝手に振り込まれているということです。

通常、アフィリエイトやポイントサイト、他の電子書籍を販売できるプラットフォームなどでは5,000円や10,000円など、最低支払い金額が決まっており、ネットで小銭を稼いでも中々振り込んでもらえる金額に到達できないということが多々あります。

その点、KDPでは出版した電子書籍の売上がいくらであっても、翌々月末には振り込まれます。

僕の場合、初めてロイヤリティが発生した月は161円で、翌々月末にしっかり口座に振り込まれていました。

 

KDPで電子書籍を出版することはこんな人にオススメ

当たり前のことかもしれませんが、文章を書くことに抵抗が無い人や書くのが好きでたまらない人には、電子書籍の出版は結構オススメです。

そういった人は既にブログをやっているかもしれませんが、ブログの内容をまとめて電子書籍として出版することもできるので尚更オススメです。

紙の本を出版してみたいけどお金の面で不安だという人は、まず電子書籍で試してみるのが一番かと思います。

僕は紙の本を出版してみたいと思ったことも無く、書くこともあまり好きでは無いので、売ることだけを考えて「稼ぐ系」だけに特化してメルマガや電子書籍の販売をしていましたが、やはり好きなことじゃないと長く続かないと思います。

なのでせっかくやるのであれば、なるべく自分が興味のあるジャンルや自分が向き合うべきジャンルを選んでほしいと思っています。

出版してから5年半が経過した2019年の11月時点での売り上げについても以下の記事で書いているので、良かったら読んでみて下さい。

【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】
【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】KDPで電子書籍を出版したけど全然売れない、収入にならないという状態が続いていませんか? この記事では、僕がKDPで5年半放置している電子書籍の売上とコツについて公開していきます。 KDPで電子書籍を出版しているけど中々売れないという方はぜひご参考下さい。...

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