こんにちは、あきです。
完全な思い付きで、KDPでの2019年11月分の電子書籍の売上を公開します。
11月分だけではなく、2019年全ての売上も公開しています。
「KDPで電子書籍を販売しているけど全然売れない」という方に向けて、電子書籍を売るコツのようなものも解説していきます。
放置して5年半くらいが経つこともあって大した売上ではありませんが、今年の中では割と平均的な収入でした。
しかも、メルマガ読者を集めるために書いたレポートを、ついでとしてKDPに電子書籍として公開したものです。
2014年の4月から少しずつKDPに電子書籍を登録し、合計6冊の電子書籍が販売されたままでいます。
電子書籍自体は2014年4月以前に全て作っており、自分のペースでKDPに電子書籍を公開していきました。
アマゾンが勝手に販売してくれているので、約5年半の間、僕は特にやることはありません。
KDPで電子書籍を販売する際のコツについても少し触れているので、「これからKDPで電子書籍を売ってみたい」「電子書籍が中々売れない」という方はぜひ参考にしてみて下さい。
僕も全然売れている側の人間ではありませんが…。
以前にもKDPで電子書籍を出版する方法とコツについて書いたので、そちらもぜひご参考下さい。
5年間放置して5万円の収入になった秘密(?)についてできる限りのことを書きました。

【KDP】5年半放置した電子書籍の売上・収入・コツを公開します【11月分ロイヤリティ】

もう一度言いますが、大した売上では無いので、過度な期待はしないでこの先を読み進めて下さい(;^ω^)
ただ、5年半放置しても稼ぎ続けてくれるので、電子書籍は真面目に出版し続けていけばそれなりに成果の出るものかなと思っています。
特にKDPでの出版が一番売上があがりやすく、おすすめです。
5年半放置した11月分の電子書籍の売上【ロイヤリティ】
まず最初に、KDPでの既読KENPの画像を公開します。

既読KENPというのは、「自分の電子書籍がどのくらい読まれたか」という、ページ数のデータです。(そう認識しています)
厳密には、Kindle Unlimitedなどの月額制の人が読んだページ数です。
購入された分は含まれません。
僕の場合、11月はKDPで654ページ分、電子書籍を読まれたことになります。
ちなみに、最近はこのように既読KENPからの収入がメインで、電子書籍の販売数自体はほぼゼロになっています。
このようにKDPで自分の電子書籍が1冊も売れなくても、読まれるだけで収入になるので、敷居は低くなっていると思います。
KDPで電子書籍が売れないという方は、やり方を少し変えてみるだけでも売れやすくなると思います。
次に、11月分のKDPでの売上の画像を公開します。

KDPでの11月分の売上は339円でした。
KDPでは、読まれた電子書籍のページ数の約半分が売上になる仕組みです。
つまり、1ページ読まれれば0.5円になり、1000ページ読まれれば合計500円の売上になるということになります。
広告を打ったり出版会社に頼らない限り、電子書籍は経費が掛からないので、売上がそのまま収入になります。
ちなみに、今年全体の売上は以下のような感じでした。
2019年1月 | 268円 |
2019年2月 | 242円 |
2019年3月 | 432円 |
2019年4月 | 215円 |
2019年5月 | 26円 |
2019年6月 | 59円 |
2019年7月 | 752円 |
2019年8月 | 393円 |
2019年9月 | 276円 |
2019年10月 | 82円 |
2019年11月 | 339円 |
有難いことに、最初にKDPで公開してから放置し続けて、合計で5万円以上は稼ぐことができています。
こちらの記事では、5年半全ての売上を公開しています。

KDPで少しばかりの収入を得た僕の実績
僕もほぼほぼ電子書籍が売れてない人間なので偉そうにコツを解説できる立場ではないかもしれませんが、一応過去に以下のような実績を作ることができました。
- 無料レポートを作って3000人ほどメルマガ読者を集めることができた(もはや過去の話ですが…)
- 誇れる商売ではなかったが、集めたメルマガ読者から毎月数万円の収入にはなっていた
- メルマガ読者を集めた無料レポートをそのままKDPで電子書籍として販売して5年半経った今、電子書籍の売上が合計5万円を超えている
- ココナラというサイトでも電子書籍を販売していた時期があり、合計で1万5000円ほどの売上を作ることができた
なので次の項目から、そういった視点からできる限りのコツを解説してみたいと思います。
僕がやっていたのは、無料レポートで自身の無料メルマガに読者を集め、発行したメルマガに無料オファーをという広告を載せて1件300円や500円の報酬を積み重ねるという、何の生産性もない胡散臭いビジネスでした。
参考画像を載せるために最近の無料オファーを探してみましたが、この業界は相変わらずな感じでしたね…↓

下記の画像のように露骨な登録ボタンがあり、メルマガ読者がここから登録してくれれば、1人につきこちらに300円~500円の報酬がもらえるという仕組みです。

他にも、もっとグレーな手法でメルマガを運営し、そこでも無料オファーを流して合計で数十万円ほど売り上げていましたが、本当におすすめはしません…。
なので、他の人に真似してほしくはありませんが、KDPを中心として色々なサービスに電子書籍を販売してみるというのはいいと思います。
実際に僕も何年間か利用していましたが、電子書籍が売れないと悩んでいる方は特に「ココナラ」というサービスで販売してみるのがおすすめです。
KDPのロイヤリティは70%から35%に減ってしまいますが、「ココナラ」や「note」などで同時に販売してみて様子を見てみるのもいいと思います。
「KDPで電子書籍が売れない」という方にコツを解説します
電子書籍はタイトルと表紙が売上の大きなウェイトを占めると思っています。
最近は「何冊売れるか」よりも「何ページ読んでもらえるか」の方が重要なので、中身はもちろん大切なのですが、それでもタイトルと表紙は「読んでもらえるか」の最初の壁になる部分です。
そこで、僕が実際に使ってきた方法で有効だと思ったコツを以下に載せておきます。
タイトルに数字を入れる
僕の場合は、過去にアフィリエイトで稼いだ内容について書かれている電子書籍を販売しており、タイトルに数字の入っているものは売上が高い傾向にあります。
具体的には、ページ数や稼いだ金額、集めたメルマガ読者数などをタイトルに含めています。
当時の僕のようにあまり実績のない人であれば、一つの分野について100ページ以上書いたものを電子書籍として販売すればいいと思います。
そうすることで、「100ページ」というお得な感じの数字をタイトルに入れることができます。
実績のないうちはこういった方法が有効かなと思っています。
ジャンルはビジネス系に絞る
これは、アマゾンの電子書籍を利用している層が30代以上のサラリーマンが多いためです。
もちろん、ビジネス書よりもマンガの方が需要があるのでマンガが描ける人はマンガを描いた方がいいのですが、特に何も持っているネタが無いという人は自己啓発書とかビジネス書など、サラリーマンに需要のあるものにした方がいいです。
表紙は必ず作る
僕は表紙に関してはかなり適当に作ってきたので、これこそ偉そうに言える立場ではありませんが、「何でもいいから表紙を作った方がいい」ことは確かです。
まずどれだけ内容の濃い電子書籍を書いたとしても、表紙が無ければほぼほぼ売れないと言っても過言ではないと思います。
最初は背景にタイトルを入力したものでも構わないので、表紙は必ず作るようにして下さい。
説明文は必ず書く
Kindleの電子書籍の販売ページを見ると分かると思うのですが、必ず説明文が表示されています。
ここは購入者が検索などをしてたどり着くためにも大切な部分ですし、購入するか決断するために必要な要素でもあります。
僕の場合は説明文をなるべく長めに書くようにし、目次も入れるようにしています。
ここ、できている人が少ないし、かなり重要です…。
KDPの画面で見ると、こんな感じで「内容紹介」のところを入力していきます。

僕のように2000文字とか書く必要はありませんが、タイトルと表紙の次に力を入れて書くべきところです。
KDPで11月に売上の大半を占めた電子書籍について公開(?)します

毎月KDPで売上の多くを占める電子書籍が6冊中3冊あるのですが、11月もその3冊が売上の8割を占めていました。
実際にKDPで販売している電子書籍を公開したりはしませんが、言語でなるべく分かりやすいように書いていきます。
KDPで実際に売れやすかった電子書籍3冊について
その3冊に共通しているのは以下の2点です。
- アフィリエイト関連のやや具体的な内容の電子書籍
- タイトルに具体的な数字が入っている
- ページ数が多い(少なくても50ページ、あとの2冊は100ページ超えてる)
6冊中3冊が大きく売上に貢献してくれているのですが、やはり内容は具体的であればあるほどいいのかなと思います。
上記の3つがKDPで電子書籍を売り上げるための最も大事なポイントだと感じています。
あと、どれだけのページ数を読んでもらえるかが売上に直結してくるので、ページ数は多ければ多いほどいいです。
ちゃんと中身のあるものに限りますが…。
個人で電子書籍を出版する人は多くの場合集客ができないはずなので、1人の人にいかにたくさん読んでもらうかが重要になってきます。
電子書籍を1冊しか販売していなくて月に10人にしか読んでもらえないとしても、1人につき100ページ読んでもらうことができれば合計1000ページで500円の収入になります。
電子書籍自体はアマゾンが勝手に販売してくれるので、自分がいちいち動く必要はありません。
ココナラなんかでも電子書籍は売れますが、自分で取引に応じる必要があるので、ちょっと面倒です。
電子書籍が売れなくても続けていくことが大事
電子書籍は爆発的な威力はなく、少ない金額しか稼いでくれませんが、5年以上前の僕はこれほどまでにコツコツと稼いでくれることは予想していませんでした。
今後、もし人の役に立つようなネタが思いつけばKDPにて電子書籍を販売してみてもいいかなと思っています。
この記事で公開したコツを取り入れることで「KDPで電子書籍が売れない」ということを多少は回避できると思います。
なので、「書くことが好き」「多少割に合わなくても電子書籍を出版したい」という方はぜひやってみて下さい。
収入を追いかけることも大事ですが、それ以上にコンテンツを作ることに夢中になることで、少しずつ売上にも繋がっていきます。
2014年度から現在までのKDPでの電子書籍の売上は以下の記事で全て公開しているので、良かったらこちらもご覧下さい。

こちらの記事でも、KDPで電子書籍が売れないという方に向けてコツを色々と紹介しています。