こんにちは、あきです。
果たして需要があるか分かりませんが、自己視線恐怖症あるあるについて個人的なことを書いていきたいと思います。
僕の個人的な自己視線恐怖症あるあるがメインになりますが、「自分は自己視線恐怖症なのか」というチェックにもお使い頂けると思いますので、ぜひ最後までお読み下さい。
僕は社会不安障害(対人恐怖症)という精神疾患の症状がはっきりと発症したのは中学1年生の頃ですが、小学生の頃から他人の視線は極度に気になっていました。(特に高学年から)
また、自分の視線が相手に対して不快になっていないか(自己視線恐怖症)というのも、小学生の頃から気になっていました。
現在27歳ですが、視線を気にしないようにしたり物の見方を変えようとしたところで症状が良くなることはありません。
小中高と不登校にならずに学校へ通い続け、大学は行かないときもありつつ4年生の途中までは通いましたが、常に他人の視線は気になり続け、今までに以下のようなことがありました。
- 常に外を歩いている人や車、登下校中の小中学生の視線が怖くて学校に行くことができない(外に出れない)
- 授業中、人目が気になり授業に集中できない(360度全体から常に見られている恐怖がある)
- カンニングしていると疑われていないかと不安で、テストに集中できない
- 食事をしているときの他人の視線が怖く、寮の食事に行くことができない(ただただ食事代だけが毎月引かれていく)
視線恐怖症により、人生に多大な損失をもたらしたとさえ言えると思います。
誤解の無いようにだけ言っておくと、僕は社会不安障害という病気になって自分が不幸だとか社会的弱者だと思ってはいないし、特別なことだとも思っていません。(誰にでも抱えている悩みや病気はあるはずなので)
ただ、「こういった事実(症状)がある」ということを両親や病院の先生に正確に伝えるためにブログを通して思考を整理させて頂いているので、もし嫌でなければお付き合い頂ければと思います。
また、僕と同じような病気(社会不安障害)を持っている方の支えになればと思います。
読み物として共感しながら読み進めて頂けると嬉しいです。
自分がまだ視線恐怖症か分からないという方は、セルフチェックとしてもお使い下さい。
この記事は「自己視線恐怖症あるある」についてのみ書いたものですので、「他者視線恐怖症あるある」について読んでみたい方は、以下の記事をご参考下さい。

【超個人的な】自己視線恐怖症あるある6選について正直に打ち明けます【セルフチェックにもお使い頂けます】
自己視線恐怖症あるあるについて個人的なものメインになりますが、実際の経験を元に書いていきます。
その前に、自己視線恐怖症とはどんなものかについて以下に書いていきます。
自己視線恐怖症とは?
視線恐怖症というのは病名ではないのですが、潜在的なのも含めて意外と多くの方が悩まされている不安症状だと思います。
視線恐怖症は以下の4つに分類されます。
- 自己視線恐怖症
- 他者視線恐怖症
- 正視恐怖症
- 脇見恐怖症
僕が昔から悩まされているのは、自己視線恐怖症と他者視線恐怖症です。
正視恐怖症にも悩まされていますが、それはまた別の記事で書いていきたいと思っています。
視線恐怖症で初めて自覚したのは小学3年生の頃で、そのときは他者視線恐怖症で悩んでいました。
この項目では自己視線恐怖症あるあるについて書いていくので、まずは自己視線恐怖症とはどんなものかについてウィキペディアで簡潔に書かれていたので、下記に引用を載せておきたいと思います。
自己視線恐怖症
自分の視線が相手(第三者)に対して、不快感を与えるのではないか、と考える症状である。これは対人恐怖症の範疇である。
自分の視線が相手を不快な思いにさせていないか、傷つけていないか、嫌われてしまわないかと気になってしまうものです。
僕の個人的な視線恐怖症あるあるですが、共感できる部分もあると思うので、ぜひ読んでいって下さい。
授業中に黒板を見ることができない【自己視線恐怖症あるある1】

小学生のときは授業中に黒板を見ると同時に前の人たちも見えることが気になっていたのですが、中学生、高校生、大学生となっていくうちに以下のような症状が強くなっていきました。
- 自分では黒板を見ているが、他の人には「自分のことを見ているのか?」と思われそうで不安になる
- 黒板を見ている最中に急に前の席の人が後ろを振り返ってくるのではないか不安になる(実際に前の人が急に振り返ってくることもあるので、常にそれが怖くて気になってしまう)
- 黒板を見ているときに後ろの席の人からどう見られているか気になる(自分がどこを見ているかを観察されているような気持ちになる)
黒板を見るときに自分の視線が必ず前を見ることになるので、他の人に「自分のことを見てるのか?」と思われそうで、それが気になり前を見て授業に集中することができません。
また、これは他者視線恐怖症に含まれることですが、黒板や前を見ている自分が周りの人にどう見られているか気になったり、急に自分より前にいる席の人が後ろを振り返ってくるのではないかという恐怖に常に襲われます。
少し話はそれますが、中学生、高校生の時には頻繁に前や横、後ろの席の人が急に僕のノートを覗き込んでくるときなどはすごくビクッとなり、大量に汗が出たり体が硬直状態になったりしました。
近くの席の人が後ろの席の人と話すために急に後ろに体を向けてきたときなども、僕が前を向いていると相手に不快感を与えてしまうのではないかと思い、視線を前に向けることができませんでした。
休憩時間などは寝たふりをして過ごしていました。
僕の場合は、急に前の方の席の人が後ろを振り返ったりすると、ビクッとなり挙動不審に見られることがあります。
テスト中に「カンニングしている」と思われていないか不安でテストどころじゃない【自己視線恐怖症あるある2】

テストでカンニングをしたことはないのですが、授業中や班で何か活動をしている授業のときなどに分からないことがあって隣の人にノートなどを見せてもらっているときに、「おい○○(僕の名前)、人の見んな!」と大きな声でクラスメイトに言われることなどがよくありました。
それだけが原因とは言えませんが、テスト中は特に、テスト用紙意外を見ることができず、鉛筆や消しゴムを取るときにもすごく緊張していました。
ちょっとでも目線がテスト用紙から離れてしまうと周りの人や先生にカンニングを疑われてしまうのではないかと不安で、常に心臓がドキドキしていて、汗も酷かったです。
授業中でも周りや黒板などに視線を向けることができないので、常に斜め下をうつむく感じで首と肩が激痛だったのですが、テスト中となるとさらにその症状が酷く、毎回地獄のような時間でした。
人とすれ違う時に目のやりどころに困る【自己視線恐怖症あるある3】

道や廊下で人とすれ違う時に、「あの人こっち見てる」とか「睨んでる」と思われてしまわないか不安で、常にうつむいて歩いたり、なるべく人のいない方を向いて歩いたりします。
視線恐怖症だと人とのすれ違いだけでもすごく恐怖を感じてしまいます。
自分の視線が相手に不快感を与えたり、嫌な奴だと思われることを極度に恐れてしまいます。
偶然人と目が合ってしまうとビクッとなって首から上がブルブルと震え、挙動不審な感じになってしまうことも結構辛いです。(個人的な症状)
電車やバスで目のやりどころに困る【自己視線恐怖症あるある4】

これは本当に毎回困ります。
電車やバスでは斜め下を見てうつむいたり、寝たふりをしたりして何とかその場をしのいでいます。
その空間にいることは本当に辛いです。
自分の目線のやりどころも他人の目線も非常に辛いものです。
病院の待合室なんかでも似たような感じで、ソファーが向かい合わせになっている場合にはバスや電車に乗っている時と同じように、自分の視線が相手に不快感を与えていないか常に不安になります。
また、向かい合わせでない場合には学校の授業と同じように前に座っている人が急に振り返らないか恐怖を感じます。
ゼミや班の話し合いなどで向かい合わせになるときの視線が怖い【自己視線恐怖症あるある5】

会社で仕事をしていて視線恐怖症の方だと、会議の場で目のやりどころに困ったり、自分がどう見られているかについて気になる方もいると思います。
机を合わせて輪になったり、向かい合わせになって話し合いをする時間も僕にとっては非常に苦痛な時間で、前の人と距離が比較的離れているような机の合わせ方の場合でも、手足の震えや汗、赤面、体の硬直などが割とピークに達していたと思います。
僕の場合、人と目線が合うと首から上がブルブルと震え、挙動不審に見られることがよくあるので、そういった状況での目のやり場は本当に毎回困っていました。
結局、どんな状況でも斜め下を見るくらいしかできないので、精神的な辛さに加えて首や肩の痛さも常にありました。
ちなみに、発言する場面になるとそれがもっと酷くなり、心臓がバクバクとなり手汗も酷くなり、手足が震えも結構ハンパじゃなかったです。
手汗は自分の部屋でリラックスしている時でもあるのですが、外に出るともっと酷くなり、向かい合わせになる状況などは絶好調(絶不調)になります。
どんな場所でも視線が怖くて、後ろを振り返ることができない【自己視線恐怖症あるある6】

自分が後ろを振り返ることによって「相手をビックリさせてしまわないか」「嫌な気分にしてしまわないか」と不安になってなかなか後ろを向くことができません。
実際に教室やバスで友達や親に呼ばれて後ろを振り返ったときに、さらに後ろにいる関係ない人に「は?」という感じのビックリしたような「何見てんだよ」的な表情を見ると怖いです。
そういうことが積み重なってトラウマになり、後ろを振り向くことが結構怖くなっていきます。
教室でちょっとでも後ろを向き、後ろの方に座っているイキっている同級生とかとちょっとでも目が合うと「は?なに?」と睨まれることなどがあって、後ろはなかなかの恐怖です。
視線恐怖症あるあるの記事は続きます【最後に】
自己視線恐怖症と他者視線恐怖症のあるあるについて一つの記事を書こうと思ったのですが、意外と長くなってしまったので、
- 自己視線恐怖症あるある
- 他者視線恐怖症あるある
この2つをそれぞれ別の記事にすることにしました。
この記事では自己視線恐怖症あるあるについて書きました。
次の記事である「他者視線恐怖症あるある」についてのリンクを以下に貼っておきます。

どちらかと言えば、他者視線恐怖症の方が症状としては辛く、本音を全てぶちまけているので、そちらの記事も読んで頂けると嬉しいです。
こちらの他者視線恐怖症あるあるの方が、共感できる方が多いのではないかと思います。