こんにちは、あきです。
この記事では、盛岡にある「もりおか静眠堂医院」で睡眠時無呼吸症候群の検査と2、3回ほどの診察を受けてみた感想をありのままに書いていきたいと思います。
実際に僕の検査結果の用紙を参考にしながら、睡眠時無呼吸症候群の検査結果の見方や検査費用についても公開しています。
僕は特に睡眠時無呼吸症候群の検査に行ったわけではないのですが、結果としてどうでもいいことを勝手に検査され、肝心なことはあやふやなままに終わったという感じです。
僕は社会不安障害という病気で2016年の7月から2019年の5月まで盛岡の心療内科へ通っていました。
心療内科には3年ほど通っています。
社会不安障害と同時に睡眠の悩みも昔から抱えており、あるとき盛岡の心療内科の先生からもりおか静眠堂医院を紹介され、紹介状を書いて頂いて行くことになりました。
結論から言ってしまうと、正直、僕個人としてはあまり良い病院とは思えなかったので、もりおか静眠堂医院をおすすめする記事ではありません。
僕が素直に感じたことなので偏った内容になってしまうかもしれませんが、あくまで一つの参考としてとらえて頂ければと思います。
その他にも、盛岡のおすすめできる心療内科やおすすめできない最低な心療内科についても以下の記事で書いているので、良かったらご参考下さい。

【盛岡】もりおか静眠堂医院で睡眠時無呼吸症候群の検査と診察を受けた感想・口コミ【睡眠外来】
もりおか静眠堂医院で受けた睡眠時無呼吸症候群の検査と診察について率直な感想を書いていきます。
睡眠時の状態を検査する器具はなんか色々とすごかったです。
線がたくさんあってあらゆるところをテープで止められました。
結構大掛かりな検査の割には、先生から提案された治療法はあっけないものでした。
僕は睡眠相後退症候群という、睡眠のリズムがどんどん後ろにズレていくというものに中学生くらいの頃から悩まされているのですが、検査結果でも睡眠相後退症候群と診断されました。
しかし、先生もおっしゃっていましたが、もりおか静眠堂医院は「睡眠時無呼吸症候群」という病気をメインに扱っている病院なので、僕のような症状の人はなかなか適切な処置は行ってもらえないかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群で悩まれている方、またはその疑いがある方は一度検査を受けに行ってみてもいいかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群でも適切な処置を受けられない可能性もあるかもしれませんが…。
もりおか静眠堂医院での一回目の診察内容や採血など【初診の生々しい料金も】

始めてもりおか静眠堂医院に行ったのが2017年の1月でした。
僕は社会不安障害という病気で一人ではあまり外に出ることができないので、父と一緒に行きました。
その日は以下の5つを受けました。
- 問診
- 検査の説明
- 採血
- 体重測定など
- 診察
問診や検査の説明を受けた部屋は、実際に検査を受けたときと同じ部屋でした。
部屋の中はちょっとしたホテルのような感じでベッドと机があり、眠りにつきやすい環境が整えられていました。
問診で何を聞かれたかはあまり覚えていませんが、「メチャクチャ聞いてくるな!」と驚いた記憶だけはあるので、結構いっぱい聞かれたんだと思います。
検査の説明もあまり覚えていませんが、以下のことについて説明を受けました。
- 検査の日程について
- 検査に使う器具の説明など
僕はどの病院でも採血をする度に貧血で倒れてしまうのですが、こちらでも採血を受けた際に倒れてしまいました。
採血は待合室の端っこの方で椅子に座りながら受けるのですが、血を採られている最中に目の前が真っ暗になり、意識が遠のき、冷や汗をかき、気持ち悪くなってそのままテーブルの上に倒れてしまいました。
もう一人の看護師さん(ベテランっぽい人)が来て、椅子の真横にあるソファに僕の父と協力して寝かせてくれました。
体重測定などは診察を受ける隣の部屋で受けました。
その日の診察は女の先生でした。(たぶん院長)
もりおか静眠堂医院は夫婦でやっているそうです。
僕の先生に対する印象は、「すごく励ましてくれるけど、専門的なことをあまり知らない感じの先生」でした。
「大丈夫!良くなるから!」など、すごく元気づけて下さるのは良いのですが、あまり診察と言えるようなものでは無かった印象というのが正直なところです。
「うちの息子もね、学生の頃昼夜逆転してて、よく学校で寝ていて先生に怒られてたのよ」的なことを言われたときには、信用度が一気に下がってしまいましたね…。
この先生で大丈夫なのか…と。
ただ、僕と僕の父を見て、「えらが張っている人は睡眠時無呼吸症候群になりやすいから、お父さんももしかしたら検査を受けた方が良いかもしれませんよ」ということなどは言っていました。(どうでもいい)
家に帰って姉から聞いたのですが、もりおか静眠堂医院は皮膚科もあるそうで、その女の先生は皮膚科の方が専門らしいです。
姉はいつも他の皮膚科に行っているのですが、もりおか静眠堂医院にしか行けない日があったらしく、その女の先生に診察を受けたそうです。
他の皮膚科が休みの日にやっているという点だけが取り柄ですね。
あまり直接的な言葉では書けませんが、なかなか皮膚が汚かったそうで、説得力にかける先生だったそうです。
父の感想としては、女の先生の方はうるさかったという印象があるそうです。
男の方の先生もそれに負けず説得力にかける先生です。
ちなみに、その日にかかった金額は9,870円でした。
診察の最後らへんに睡眠の記録をとるための冊子を渡され、「次の診察までに毎日の睡眠の記録を書いてきて」と言われました。
もりおか静眠堂医院に睡眠時無呼吸症候群の検査を受けに一泊してきました【検査費用は結構かかります】

冒頭でも述べましたが、僕は別に睡眠時無呼吸症候群の検査をしてほしくてもりおか静眠堂医院に行ったわけではありません…。
2017年2月27日、指定された時間(18時とか19時)に病院に行きました。
それからしばらくの間本を読み、時間になったら器具が取り付けられ、ベッドに横になりました。
睡眠のリズムが大きく崩れているので前の日に寝ないで検査を受けに来たのですが、寝付くまでに1時間ほどはかかったと思います。
そして、途中1回か2回は目が覚めて、一度トイレに行きました。
その時、点滴のやつみたいなのに最低限の器具だけをぶら下げてトイレに行きました。
朝の4時か5時くらいに検査が終了し、検査をする人が起こしに来ました。
それから病院内に設置されている激せまのシャワー室で軽くシャワーを浴び、バスを待って家に帰りました。
ちなみに関係ないことですが、器具を取り付ける際に体中の皮膚にたくさんテープを張っていたのですが、シャワーで流してもなかなか落ちないくらい強力に跡がついていました。
その日の検査費用は13,580円かかりました。
もりおか静眠堂医院に検査結果を聞きに行きました【実際の書類を参考に、検査結果の見方を解説】

何度も書きますが、僕は睡眠時無呼吸症候群の検査結果なんて一切求めていませんでしたが、睡眠時無呼吸症候群がメインの検査結果を聞かされました。
3月になり、検査結果を聞きに再びもりおか静眠堂医院へ行きました。
その時は男の先生(旦那さんの方)に診察を受けました。
男の先生の方が睡眠外来の専門の先生だと思います。
まず最初に検査結果について聞きました。
実際に渡された検査結果の紙をスキャンしたものを下に貼っておくので、これから静眠堂で検査などを検討している方はぜひ参考にしてください。



まず、検査では8時間ほどはベッドの中にいたのですが、「5.0時間の睡眠中」となっているのは、実際に眠りについていた時間だけをカウントしているためだそうです。
前の日に寝ていないこともあって、「この5時間はしっかりと寝れていた」と先生が言っていました。
ただ、前の日に寝ないで検査に来た割には寝付くまでに時間がかかりすぎているということも指摘されました。
その次に、「あなたは5.0時間の睡眠中に22回の呼吸停止が認められました。」と書かれています。
最初にこれを見たときは驚きました。
しかし、睡眠中に呼吸が止まることは誰にでもあることだそうです。
問題はその下にある、「従って、1時間当たりの呼吸停止回数(無呼吸低呼吸指数)は4.4回でした」というところで、これが1時間に5回以上の呼吸停止があり、1回の呼吸停止時間が10秒以上であった場合には睡眠時無呼吸症候群と診断されるそうです。
それが睡眠時無呼吸症候群の診断基準だそうです。
その下の2つの項目では、「睡眠障害(不眠症)の疑いがあります」と書いてありますが、これは僕が中学生か高校生くらいから悩んでいる睡眠相後退症候群のことだと思います。
実際に先生にも「あなたは睡眠相後退症候群ですね」と言われながら、書類の最後にも赤ペンで「睡眠相後退症候群」と病名が書かれています。
2枚目の紙にチェックマークがされている、
- 多血症傾向
- 甲状腺ホルモン異常
は割と他の病院でも「ギリギリのラインです」的なことを言われますが、そのままで問題は無いようなのであまり考えないようにしています。
もりおか静眠堂医院の先生に指示されたこと【睡眠相後退症候群の衝撃的な治療法】

検査結果を聞き終わった後、「睡眠のリズムを整えるために今までどんなことしてきた?」と聞かれ、まずは「睡眠の記録を…」と言いかけた途端に僕の話をすぐに遮り、「睡眠の記録書いてきた?見せて」と言われ、それからこっちが話すタイミングはなく、一方的に向こうが話しているだけでした。
約1か月間の睡眠の記録が書かれた冊子(静眠堂で渡された専用の記録の冊子)をパラパラとめくり、「まずは起きる時間を決めないとね」と言われました。
「本当に見たのか…?」と思うくらいパラパラとめくってました。
僕は特に途中何度も目が覚めたりするので、毎日正確に手書きで記録をすることは大変でした。
普段はスマホアプリで睡眠を記録しているのですが、それでも結構めんどくさいです。
この時の会話は録音していなかったので、大体の内容です。
つまり、もりおか静眠堂医院で1万ちょっとの費用をかけて大掛かりな検査をし、睡眠相後退症候群と診断されたにも関わらず、指示された内容は「朝6時に起きる」ということ。
いや、それができなかったし、日中の生活に支障が出るから病院に来たんだけど…(;^ω^)
しかもそんなこと小学生でも思いつくわ!
自分でコントロールできないし、眠れないから病気なんだろうが!
という感じなのですが、人の気持ちを考えようとしない医者には分からないですね。
【最後に】もりおか静眠堂医院の先生に言われた衝撃的なこと
社会不安障害である僕は実際にもりおか静眠堂医院の男の先生にこんなことを言われました。
私やお父さんだってね、会社に行きたくないって思う時がある。
最近は何でも病名を付けたがるけど、実際にはそんな病気なんてものは無いんだよ。
「社会不安障害」という病名を言っただけで、上記のことを言われました。
「会社に行きたくないことがある」ということと社会不安障害であることは話が全く違うのですが…。
自分の知らない病気について偉そうにアドバイスしようとすると、本人を精神的に追い詰めたり傷つけてしまうこともあるので、発言には気を付けてほしいところです。
病気のことを知らないのは別に悪いことでは無いし、精神疾患の患者に他人が気を使う必要もありませんが、「上記のような発言は人間としてどうなの?」という感じです。
こういう人がいるから心療内科や精神科へ行く人が増えているということも一理ありそうですね。
毎日の業務が大変だとは思いますが、勉強や患者の話を聞くことは最低限してほしいですね。
それも含めて、もりおか静眠堂医院の先生(旦那さんの方)はそんな感じかなというのが僕の率直な感想です。
この記事を書くにあたって、付き添いとして来ていた父にも聞いてみたところ、「まあそんなもんか」という感じだそうです。
基本的に父は医者を信じていないそうなので、そんな感じの感想だそうです。
2週間後くらいにも予約が入っていましたが、前日か当日になって僕が割とマジで行きたくないということを言うと父も「行ってもそんなに意味無いだろ」と感じていたようなので、途中でいいやってなって父にキャンセルの電話を入れてもらい、行くのを辞めました。
それ以降は行ってません。
ちなみに2回目の診察でかかった料金は、4,230円でした。
補足として、看護師とかは普通の感じです。
仕事を淡々とこなす感じの人たちというイメージがありました。
1回目の採血のときに貧血で倒れてしまったので、2回目の採決の時にはベッドで採血をとってもらいました。
誰が指示したことかは分かりませんが、非常にありがたかったです。
そんな感じです。
別にこのブログにそんなに影響力は無いので、この悪口が多めで事実しか書いていない記事を消すつもりは無いです。
実際にあったことと実際に僕が感じたことをそのまま書いたので、この記事がこれからもりおか静眠堂医院に行こうか迷っている方、盛岡の睡眠外来(もりおか静眠堂医院は睡眠外来なのかいまいち分かりませんが…)を探している方の参考になればと思います。
最初にも載せましたが、以下の記事では盛岡のおすすめできる心療内科やおすすめできない心療内科以外にも、もりおか静眠堂医院についても少し触れているので、良かったらこちらもご覧下さい。
