こんにちは、あきです。
「物が多い部屋を片付けられないのはどういった心理によるものなのか?」
「物が多い部屋を片付けられないのは性格なのか?」
この記事では、こういった疑問に答えていきます。
ちなみに、この記事を書いている僕の部屋は以下2つの記事で公開しているので、ぜひ見てみて下さい。
物が多い部屋を片付けられない人の心理的特徴とコツについて~片付けられないのは性格なのか?~
物が多い部屋を片付けられない人はどのような心理状態にあり、それは果たしてただの性格なのでしょうか?
部屋が片付けられない人の特徴
物が多い部屋を片付けられない人の心理の一つに、「完璧主義」があります。
完璧主義の人が部屋を綺麗にするためには、多大な時間と労力が掛かってしまいます。
故に、「時間のある時に」「疲れていない時に」と後回しにしてしまう傾向にあります。
僕も完璧主義でなかなか行動に移せないタイプなので、片付けられない人の気持ちがよく分かります。
5年くらい前までは部屋がなかなか思うように片付けられなくて悩んでいました。
しかし、片付け方を覚えたり自分の持っている性格や心理を理解して工夫することで、物が多い部屋を綺麗に片付けることができます。
部屋が片付けられない人に考えられる病気
また、物が多い部屋を片付けられない人の中には、病的な心理も持っている人もいます。
その一つは、「ADHD」です。
ADHDの方は一つの物事に集中したり、他の物事を気にかけたり優先順位を把握することができません。
精神的な病気の定義は難しいものですが、病気であればあるほど、部屋を片付けるハードルは高くなってしまいます。
以前テレビでも観たことがありますが、ADHDの方は本当に片付けが苦手な人が多く、自分でも悩みに悩んでいるのになかなか片付けられなくて自己嫌悪に陥ってしまうそうです。
溜め込み障害のようなものもあり、なかなか物を捨てられない人もいます。
捨てられないからといって全ての人が病気というわけでもなく、こういった問題はグレーゾーンの人たちもたくさんいるのでハッキリとしたことは言えませんが…。
こういった人たちは、他人から見ればゴミにしか見えないのに、本人は中々捨てられずに苦しんでいるケースが多いです。
これも非常に共感できることなのですが、「いつか使うのではないか」という不安によるものです。
物がなかなか捨てられないという経度の症状の人は結構多いように思います。
部屋が片付けられない人の心理
完璧主義の人は、完璧な部屋や自分の理想を強く追い求めてしまいます。
僕も完璧主義で強迫性障害により、なかなか行動に移せなかったり物の配置に拘りが強かったりするので、部屋が片付けられないという気持ちは本当に痛いほど分かります。
しかし、実際に僕の部屋はある程度の状態をキープできているので、完璧主義の人でも部屋を綺麗に片付けることは可能です。
完璧を求めないように意識をすることで、ある程度のことを許せるようになったり綺麗な部屋を維持することができるようになります。
また、これは僕の良いところでもあり悪いところでもある気がするので推奨するものではありませんが、「人を部屋に入れることをイメージする」ということも有効なように思います。
これによって僕は強迫性障害の症状が強くなった気もするので、本当に推奨するものではありませんが、強迫性障害では無い場合には試してみる価値があるかもしれません。
物が多い部屋を片付けられない人の心理状態と病気に関係はあるのか?
物が多い部屋を片付けられない人は、その心理状態と病気にどのような関係があるのか、ということについて書いていきます。
片付けられない心理と精神疾患の関係
片付けと精神疾患には関係があるケースもあります。
その精神疾患というのは、先ほど例に挙げたADHDもそうですが、強迫性障害というのが可能性として一番高いです。
以前ドキュメンタリー番組で観たことがあるのですが、一人暮らしをしている強迫性障害の女性がずっとお風呂にも入れず、1日中ティッシュで体を拭いていて外にも出られないので、部屋がゴミで埋まっているというものがありました。
部屋がゴミ屋敷になっている場合、強迫性障害と関係しているかもしれません。
強迫性障害の人は潔癖症の傾向が強く、何度も同じものを確認したり一つのものへの拘りが強いものです。
僕も潔癖症でお風呂には毎日入りたいタイプなのですが、精神的に辛くて中々入れないことも多々あります。
精神疾患の人の部屋の傾向
重度の強迫性障害だと一つの物事への拘りが異常なほど強くなってしまいます。
あまりにも物に捉われすぎて捨てられなくなってしまうのが強迫性障害の特徴の一つとも言えます。
僕の場合は強迫性障害と性格の間のようなものだと主治医に言われたことがあるので、重度の強迫性障害では無いかもしれません。
しかし、重度の強迫性障害である場合には、ごみを溜め込む人の心理と強迫性障害が関連付けられることもあると言われています。
他の精神疾患である場合にも、家がゴミ屋敷だったり部屋が汚い傾向にある場合が多いようです。
確かに、精神的な病気の場合には病気のことで頭がいっぱいで片付けどころではないはず。
テレビでよく見る引きこもりの人たちも、ゴミだらけの部屋で暮らしていることが多いものです。
精神疾患の人の中には、外になかなか出れなくてごみが溜まっていくという人もいますが、「何か一つの物事に捉われたり、そこから切り替えることができない」という人が多いように思います。
物が多い部屋を片付けられない人の心理状態や病気の状態にある人が片付けられるようになるには?【コツについて】

物が多い部屋を片付けられない心理状態にある人や片付けられない病気にある人が片付けられるようになるためには、正しい片付けの方法と自分の傾向を理解する必要があります。
精神状態を安定させるためにも
先ほど上で挙げたような精神疾患である場合には、「古い物は全て捨てる」ということが有効になります。
自分の部屋にある物は自分の心理の表れです。
古い物を取っておいているということは、過去の自分と切り離せていないということなので、新しいものを取り入れたり現状から抜け出すことが余計に難しくなってしまいます。
なので、精神疾患の治療の一つとしても、古い物は極力捨てるということが大切になります。
大量の物を捨てると清々しくなりますし新たなものを取り入れることができ、自分が成長しやすくなります。
物が捨てられない心理
物が捨てられない、物を取っておきたいという心理は「過去へのしがみつき」です。
物を捨てることは新しい物を迎え入れる準備、新しい自分になるための準備になります。
ずっと古い物や同じ物を持っていると同じ自分でしかいられなくなる可能性が高いので、今の自分や未来のために古い物を捨てるというのは、非常にポジティブな考え方と言えるかもしれません。
部屋が片付けられないもう一つの理由
もう一つ、部屋を片付けられない人の心理として、自分自身が片付けられない理由を知らないというのがあります。
この場合には、片付けられない自分の傾向を把握することで対策を打つことができます。
僕の場合は、「将来使うかもしれない」という気持ちが強いため、物を捨てるのが苦手なタイプです。
中には、物を元に戻すことが苦手な人や注意が散漫になってしまうタイプの人もいます。
極端に一つの物事に集中してしまう人や、逆に複数の物事に注意を払うことができないタイプの人は片付けられない傾向にあります。
このように、自分がどういった傾向にあるのかということを把握することは大切になります。
「人生がときめく片づけの魔法」でも書かれているように、片付けの方法は誰にでも同じでシンプルな方法を取りますが、自分の傾向を把握し工夫するということは必要になるかもしれません。
自分の生まれつきの性質はそう簡単に根本から変えられるものではないので、自分なりに収納方法や習慣を対策していくことも大切になります。
片付けるシンプルな手順
元々片付けが苦手な僕ですが、部屋を片付けられないということは、大きく分けてたった2つの手順しかありません。
- 不要な物を捨てる
- 残った物の定位置を決める(整理整頓)
片付けられない病気以外の人に限る話なのかもしれませんが、本来、部屋を片付けることは、やり方さえ分かって入れば難しいものではありません。
より具体的な手順なんかについては他の色々な記事でも書いているので、良かったら併せてご参考下さい。



物が多い部屋を片付けられない心理状態や性格の人が、片付けられるようになる一番おすすめの本

物が多い部屋を片付けられない方に、僕が一番おすすめできる本があります。
実際に僕も、この本だけで今現在のような部屋にすることができました。
人生がときめく片づけの魔法
部屋が片付けられないという状況を抜け出すために僕が一番おすすめする本は、こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」です。
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精神的に辛い方にとっては文字で理解することも難しい場合があったりするので、そういった場合にはイラスト版などをおすすめします。
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「人生がときめく片づけの魔法」では「ときめくかときめかないか」で捨てる物を判断するので、非常に簡単で分かりやすい方法を取っています。
一つ一つの物を手に取り、ときめく物は取っておき、ときめかない物は捨てる、という非常にシンプルなものです。
そして、片付けを何度も何度も繰り返していくと分かるのですが、ほとんどの物がときめかないことが多いです。
このように、ときめかない物を沢山抱えていると、精神的にも落ち込んできたり苦しくなってきやすくなってきます。
「人生がときめく片づけの魔法」で提唱されている方法を取ることで、沢山の物を捨てることができます。
古い物を大量に抱えるということは精神的にも良くないので、ぜひ参考にしてみて下さい。
人生がときめく片づけの魔法を取り入れた結果
従来の考え方である「必要か必要じゃないか」だけで判断してしまうと、「いつか使うかもしれない」という不安から一向に物を捨てることができません。
なので、「ときめくかときめかないか」という考え方は非常にいいと思っています。
ときめく物だけを残すことで、自分の好きな物だけに囲まれて生活することができるので、毎日が嬉しいし精神的にも落ち着くことができます。
以前書いた記事で僕の部屋のビフォーアフターを公開したことがありますが、「人生がときめく片づけの魔法」を参考にしたことで結構スッキリとした部屋にすることができました。
その時の記事は以下のリンクから読むことができます。

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