こんにちは、あきです。
僕は幼い頃から、人より何倍も人の目を気にして生きてきました。
「気にしないようにしよう」と頑張ってもついつい人の目が気になってしまい、日常生活を送るだけでも辛かったりします。
人の目を過剰に気にしてしまう癖が、僕を重度の対人恐怖症にしてしまった原因の一つでもあると思います。
対人恐怖症(社会不安障害)というものがどんな病気か分からないという方は、時間がありましたら以下の記事をお読み下さい。
今でも過剰に人の目を気にしてしまう癖はあまり変わらないと思いますが、最近、人の目を気にしない方法について学ぶ機会があったので、自分が学んで有効だと思ったことをこの記事で共有したいと思います。
自分の頭の中に落とし込んでいき、まとめるという意味でも書いていきたいと思います。
ちなみに、僕が人の目を気にしない方法について学んだ情報源は、僕が現在通っている心療内科の先生と最近ハマっている精神科医ユーチューバーの樺沢紫苑先生です。
最近は、人の目を気にしない方法について学んだことを気付いた時に実践している程度ですが、今後は少しずつ意識して自分の中に落とし込んでいきたいと思っています。
人の目を気にしすぎる方へ
僕は対人恐怖症なこともあり、人に見られることで食事や歩くことさえできなくなってしまうことがあります。
理解するのは難しいことかもしれませんが、どう頑張っても体を動かすことができなくなってしまいます。
ここまで極端ではないにしても、人の目を気にしすぎてしまう人、人の目が怖い人は結構多いのではないかと思います。
- 自分の服装がおかしくないか
- 髪型がおかしくないか
- そもそも顔が恥ずかしい
- 上手くしゃべれているか
- おかしな行動をとっていないか
短期的な気の持ちようなんかでどうにかなる問題ではありませんが、気にすれば気にするほどその癖が病的になってしまうことは確かだと思います。
日本人のほとんどは人の目を気にして生きており、多少は生きていく上で必要なことではあると思いますが、必要以上に備わっている場合がほとんどです。
ちなみに、僕がまだ対人恐怖症という言葉を知らない頃、「私、つい「他人の目」を気にしてしまいます」という本を買った記憶がありますが、僕レベルになるとさすがにこの手の本はそこまで参考にならなかったと思います…。
人の目が気になるのが軽度の方には参考になるかと思います。
(2023/12/05 01:11:42時点 楽天市場調べ-詳細)
人の目を気にしない方法【訓練】1:自然体のままでいる

綺麗ごとかもしれないですし、なかなか実践することが難しいのですが、本来、自分をよく見せる必要はないはずです。
よく思うことだけど、プライドだけじゃ飯は食えない。
プライドより美味しいご飯(特にカウンターでお寿司)が食べたい。
人前で食事をするときや角を曲がるときによく首から上がブルブルと震えてしまう僕に心療内科の先生がアドバイスして下さったことですが、「首から上が震えてもそのままでいる」ということです。
- 首から上が震え、周りから「この人変な人だ」と思われてもそのまま自然の状態でいる
- 緊張で震えても震えたままにする
- 気にしないようにしようと備えれば備えるほど敏感になっていく(まさにこれまでの自分)
緊張でよく震えてしまう人や赤面してしまう人でも、予防したり構えたりせずにありのままの自分をさらけ出すことが一つの方法としてあるんだ、ということが学べました。
実行して今すぐに効果が現れるものではないですが、こうして癖を付けることによって、少しずつ人の目が気にしなくなっていくのだと思います。
人の目を気にしない方法【訓練】2:自分や他人を気にするよりも、今やるべきことに専念する(癖を身に着ける)

これも心療内科の先生から教わった事です。
上で述べた方法と同じく今すぐに効果を実感することは難しい方法ですが、こうした癖を付けることが大切です。
先生が例に出していたことは以下の通りです。
- 食事をしているのであれば食べ物の味に集中する
- 話しているのであれば相手の話に集中する(自分の話すことに集中する)
確かに僕は昔から食事をしていても相手と話していても授業を受けていても、その内容に集中できていることが少なく、常に自分がどう見られているかを気にしていたり、過去のことや失敗を気にしていることがほとんどでした。
自分がどう見られているかを気にしたり、相手を傷つけてしまったのではないかと気にしてしまう癖がついてしまうと余計に物事に集中することが難しくなってしまうので、気が付いた時に少しずつ意識を目の前の物事に向けていくことが大切です。
「どこに意識を向けるか」ということが非常に重要になってきます。
最近の僕は、ブログを書くことに強く意識を持っていくようにしています。
ブログを書くことは将来の自分にとって(病気を治すためにも、金銭的にも)大切なことだと思っているので、マイナスなことに意識が向きそうなときは、ブログを書くようにしています。
もちろん、食事をしている時は食事に集中し、話をしている時は話に集中するようにしています。
人の目を気にしない方法【訓練】3:やりたいことを明確にする(そのために…)

これは心療内科の先生も樺沢紫苑先生も何度も言っていることで、ビジネスで成功している人もよく言っていることなので、かなり重要なことだと思います。
人の言うことを聞いても誰も責任を取ってくれるわけではない
人それぞれ考え方も受けた教育も生活環境も違うので、自分のやっていることに対して良く思う人もいれば悪く思う人もいます。
人によって言ってくることが違うし、同じ人でもその日によって言ってくることが違う人もいたりするので、その全てに答えたり全員の期待に応えることはほとんど不可能に近いです。
一方にいい顔をしても別の人からは嫌な顔をされる。
八方美人は不可能。
人の期待に応えようとすると、自分のやりたいことができなくなってしまう。
当たり前のことではあるのですが、批判してくる人は責任を取ってくれるわけではないし、仮に自分がその人の期待に応えようと思って努力したとしても、本人は覚えていないことが多いです。
その人の言うことを聞いて失敗したとしても、「そんなこと言ったっけ?」「人のせいにするな」と言われるのがオチなはず…。
どうせ批判されるのであれば、好きなことをやって批判された方がいいです。
特に、批判してくる人は自分の言葉に責任を持っていない場合が多いので、自分が悪いことをしたというわけでもなければ言うことを聞く必要はありません。
僕たちはどうしても他人に流されてしまいがちですが、自分の明確な意思を持ってそれに突き進んだ方が人生楽しいはず。
自分のやりたいことを明確にする方法
人の目を気にしないためには、以下のことが重要だと樺沢紫苑さんは話していました。
【重要1】自分の意思をきちんと持つ
【重要2】やりたいことを明確にする
そして、自分自身をを見つめる方法として「日記を書く」ということを推奨していました。
SNSで日記を書くのが効果的だそうです。
自分自身をよく観察することが大切で、そのために文章を書くことが有効です。
ちょうど僕がブログを始めようと思ったキッカケも、自分自身の考えを整理し、病院の先生や家族に現在の症状や思っていることを分かりやすいように伝えたいと思っていたからです。
大学時代の先生も言っていたことで、その当時からなるべく習慣づけようとしていることですが、頭の中にあることを書きだすことは思考が整理され、考えをまとめる能力を高めてくれます。
樺沢紫苑さんが言っていたこととして、「自己観察能力を高めるにはアウトプットをする(書く)」必要があります。
人と話すことで自分への理解を深めるということもあると思いますが、自分の意思を持たないまま人と話しても相手の意見に流されてしまうので、やはり書くことが重要だと思います。
人の目を気にするのはコレが原因…

人の目を気にする原因として、「自分に自信が無いから」ということを樺沢紫苑先生が挙げられていました。
これは、今までの自分を振り返ってみて非常にそう思います。
自分の明確な意思を持っていないために、フワフワしている状態であちこち気にしてしまうのだと思います。
そこで、「自分の意思を持つことが大切」ということも話していました。
「自分はこれを目標にしている」とか「こうなりたい」ということを常に強く意識することが大切だと思います。
心療内科の先生がよく話していることでもあるのですが、「最終的に自分がどうしたいか」「どうなりたいか」ということが非常に大切で、人の目を気にしないためには「自分の本当にやりたいことを明確にするべき」と言えます。
- 自分はどう生きたいか
- どういう人間でありたいか
- 本当は何をしたいのか
人の目を気にして生きていると不幸になる
自分の経験からも、人の目を(過剰に)気にして生きていると不幸になってしまうと強く思います。
ホリエモンが何かで言っていたことでもあるのですが、「こうしなさい」と言ってくる人や自分のことを笑っている人、文句を言ってくる人もいずれは死にます。
なので、そういったこともあり、自分の好きなことをやっていた方がいいです。
その人たちのために自分のやりたいことをやらないのは冷静に考えてみればバカらしいので、「自分のために生きるべき」と言えると思います。
他人の考えを変えることはできないので、自分でコントロールするしかないです。
自分が正しいことをしているのであれば、堂々としていればそれでいいはず。
悪口を言ってきたり笑ってくる人は、その人がおかしいのであって、自分が悪いわけではないので、自信を持って自分のやりたいことに専念すればいいと思います。
もちろん、今すぐにできることではないですが、意識してこうした考えを積み重ねることによって少しずつ人の目が気になることを克服できると思います。