こんにちは、あきです。
「貯金したいのになんで節約しちゃいけないの?」と思われた方もいるかもしれません。
半分は惹き付けるタイトルを付けたかっただけですが、半分は本当です。
これは貯金することに成功している人や自分の周りの人などを見ていて思ったことです。
貯金できている人の共通点として「節約しようとしていない」「無理していない」ということが多いです。
無理をしていないのに貯金ができて、尚且つ部屋も綺麗に片付いていることが多いです。
この記事では、部屋が綺麗に片付いていて貯金もできている人たちの真実について解き明かしていきたいと思います。
この記事を読むことで、シンプルな生活を手に入れつつ貯金も今までより増やすことができると思います。
当たり前のこともあるかもしれませんが、多くの人はこういったことが実践できていないことが多いです。
貯金するなら節約してはいけない話

「貯金するためになぜ節約してはいけないのか」ということの結論から言ってしまうと、自分の実力以上のことを無理してやろうとしているからです。
無理は続きませんし、実際に貯金をするために節約をしようとして上手くいかなかった方は逆の考え方を試してみるのもいいと思います。
僕の母と祖父(父方)は常日頃から「倹約しないと」「貯金しないと」といったことを言っています。
しかし全く逆の行動を取っており、無駄な物を色々買ったりパチンコに行ったりしています。
二人の共通点は「部屋が汚い」ということと「『節約しないと』ばかり言うこと」です。
そういった点を踏まえながら、節約せずに貯金していく方法について書いていきたいと思います。
貯金できる人の共通点【お金持ちの共通点】
さっそくですが、貯金できる人の共通点について挙げていきたいと思います。
- 部屋が綺麗に片付いている
- 食費を節約しようとするのではなく、毎月安定させている
- 特売品などの安いものにつられない(自分が決めたもの以外は買わない)
- できない料理に挑戦しようとしない(食材を無駄にしない)
- ケチって安い物を買うよりも、いい物を買ってその時間を存分に楽しむ
これは単に僕の偏見かもしれませんが、お金持ちは「経験を買う」傾向にあり、貧乏人は「物を買う」傾向にあるように思います。
物に執着している人ほど貧乏人であることが多いイメージです。
最近、片付け関連から脱線して、全捨離開運マスターの桜庭露樹さんという方の動画を見るのですが、その動画の中でこんなことを言っていました。
お金持ちの人は、大体家の中に7000点の商品があると言われている
そして、貧乏な人は家の中に1万4000点の商品があると言われている
貧乏な人の家には、お金持ちの家よりも倍(7000点多い)の持ち物を持っていることになります。
テレビなんかでお金持ちの家を観ると分かりますが、スッキリと綺麗に片付いていることがほとんどです。
貧乏芸人なんかは大量のガラクタに囲まれているイメージがあります。
貯金したい人ほど節約してはいけない
まさに自分の母を見ていて思うことなのですが、貯金が上手くできていない人は「変なところでケチる」傾向にあります。
常に行き当たりばったりで目先の欲に流されて何でもかんでも買ってしまったり、本当に欲しい物を「でも高いから」といって、買うのをやめてしまったりします。
本当に好きな物や必要な物をケチって安いものにしたり買うのを諦めたりする一方で、「安いから」という理由でそこまで欲しくない物を大量に買っているように見えます。(傍から見ていて)
これで貯金ができて本人が幸せなのであれば問題は無いのかもしれませんが、ほとんどの場合、無理している割には成果に結びついていないことが多いと思います。
貯金するためには、「節約しよう」と無理するのではなく、常に自分の好きな物や自分にとって本当に必要な物のために動くことが大切です。
もちろん「節約をしない」という考えだけでは貯金はできませんが、「節約」という概念を無くし、「自分は本当は何がしたいのか」「何が好きなのか」ということを常に考えることで、無駄な出費を抑えることができます。
簡単なやり方として、「買うものに優先順位を付ける」ということが有効だと思っています。
ある程度の順位以下の物は必要ないと判断すれば、全て排除してしまって問題ないと思います。
貯金のやり方について

固定費はもちろん、毎月の食費や水道光熱費などの平均値を把握しておく必要はあります。
そういった、毎月継続して掛かっているお金を把握するところから貯金は始まるのかなと思っています。
また、貯金するための専用口座を作った方が貯めやすいです。
これもまたお金持ちに共通していることで聞いたことがあるという程度のことなのですが、お金持ちは口座をたくさん持っている人が多いそうです。
貯金ができない人は一つの口座にひとまとめに入れてしまっている人が多いので、「実質の貯金がどれぐらいあるか分からない」という状態になってしまうことが多いです。
なので、用途ごとに口座を分けておく必要があります。
また、家計簿をつけることには賛成ですが、家計簿をずっと取っておくことには賛成できません。
過去に使ったお金から未来の出費の平均値を予測することは大切ですが、そういった分析が終われば家計簿などを取っておく必要はありません。
急にお金が必要になったときの焦りやイライラでパチンコに行ってしまったりしたら本末転倒なので、ある程度未来の出費を予測して毎月その分を貯金しておくことも大切です。
口座からちょこちょことおろすことも良くないです。
毎月どれくらいの出費がかかるかを予測し、月に一度その分だけをおろすようにします。
貯金するには冷蔵庫の中の見直しからやってみてもいいかも

貯金をするために、まずは冷蔵庫の中の整理から始めてみるのがいいと思います。
一番食費に直結する部分ですし、目に見えやすい結果が出るところです。
冷蔵庫の中を整理することで貯金ができる人になる
完全に雑誌で読んだことの受け売りですが、食材を腐らせるということはお金を腐らせていることと同じです。
冷蔵庫の中は食費に一番直結している場所なので、そこを徹底的に見直すことで、食費を改善することができます。
冷蔵庫はもちろん、レトルト食品やカップ麺を入れているスペースも同様です。
僕は一人暮らしをしている時の毎月の食費(雑貨込み)の平均が2万3000円だったのですが、これは特に節約しているわけでも小食なわけでもありませんでした。(下宿に住んでいた大学の4年間は除く)
節約しているわけでは無かったのでそこまで安い食費ではありませんが、無理をしないで食費を安定させるということが大事なポイントになるのだと思います。
昔撮った写真をほとんど断捨離してしまったので、僕が一人暮らししていた頃の冷蔵庫の中の写真とキッチンの棚の写真はもう残っていませんが、ほとんど空っぽのような状態と言っても過言ではないと思います。
新しいベッドを購入したときの写真は残っているので、ここから冷蔵庫の中とキッチンの棚を想像して下さい。

冷蔵庫の中を意識して整理することで、買う力や管理する力がついてきます。
やりくりができるようになります。
冷蔵庫の中を整理する方法ついて
冷蔵庫の中を一度空っぽにしてリセットしてみてもいいかもしれません。
そして、食材の置き場所を決めます。
部屋を片付けるときと一緒で、物の住所を決める感じです。
そうすると出し入れがしやすくなるのでストレスも溜まりません。
買い物をした後でもスッキリした状態を保つことができます。
何をどこに置くか決まっていないために、ストレスを感じたり食材が溜まりすぎたり無駄にしてしまったりします。
食材の定位置を決めることで、ストレスと無駄を無くすことができます。
使い忘れて腐らせたり、無駄に買い足してしまうことが無くなります。
また、自分にできるか分からない料理に挑戦しようとしたり「安いから」という理由だけで買わずに、今の自分にできる範囲の料理の食材やいつも食べる食材を把握して購入した方が良いです。
貯金するために大切な考え方は「シンプルにする」ということ
一度冷蔵庫の中を整理した後は、1か月前に購入した食材が残っていないかなど、定期的にチェックする習慣をつけてみてもいいかもしれません。
食材をほとんど使い切っていて残っていなければ、それは自分に合っているということになります。
残っていた食材については、次回から買わないようにすればいいです。
こういったことを繰り返すことで、必要な物を買えるようになっていきます。
管理する力も付いてきます。
冷凍食品やレトルト食品はついつい買い過ぎちゃいますが、ストックのし過ぎは意味が無いし、無駄になってしまうことも多いので、最小限でいいと思います。
個人的には冷蔵庫の中にケースがあると邪魔なので買いませんが、もしケースを買うとすれば、同じ種類や色で統一させた方がいいです。
何でもシンプルな方がいいです。
部屋や冷蔵庫の中がごちゃごちゃしているがために家でも疲れてしまい、不用意な外食が増えたりお惣菜が増えてしまったら貯金はなかなか増えないと思います。
定期的に片付けする習慣を身に着け、どれくらいの感覚でどれくらいの食材が必要かということを把握しておく必要があります。
貯金をするコツは、8割収納

水気のあるところには基本的に何も置きません。(一人暮らししている場合ですが)
お金持ちの家は特に、水回りが綺麗です。
ヌメリは見ていて気分のいい物ではありませんし、ストレスにもなります。
また、クローゼットの中に湿気が溜まらないようにするために、パンパンに収納してないけません。
8割収納で風通しを良くする必要があります。(もう少し少なくてもいいかも)
カビが生えてしまったら、その物を持っている価値が無くなるので、持ち過ぎないようにして今持っている数少ない物を大事にしていきます。
それに、出し入れしやすいようにすればストレスがありません。
自分が所有している物を常に把握することができ、同じ物を買ってしまうということも無くなります。
僕自身は実践することに少し躊躇していることですが、服は季節ごとに替える方が運気が上がるらしいです。
確かにそれは理にかなっていて、数少ない服をワンシーズンで着倒せば元が取れるし、着ない季節の間ずっと閉まっておく必要がありません。
僕は数少ない物をもう少し長く着たいので、実践に躊躇しているところですが…。
もったいないからといって取っておいても時間がたつと着なくなることもあるし、物が大量にある人はカビ臭くなってしまうこともあります。
収納ケースに入らない分や、洋服掛けに掛からない分は処分してしまった方が貯金しやすくなります。
要は、貯金ができるということは物の管理ができているということなので。
洋服掛けにパンパンになるまで掛けると、ハンガーが曲がったり取り出しにくくなったりするので、ハンガーがある程度の間隔に収まらない分の服は処分してしまってもいいと思います。
そもそも、必要な分だけを所有していればクローゼットや収納ケースの中に全て収まるし、無駄な物を買わなくなります。
衣装ケースの中や洋服掛けは常に8割収納を目指しておくといいです。
スッキリしているので、より物の判断がしやすくなります。
かごのような底が深い収納はあまりオススメしません。
大体そういったケースに入っている物は使わないことが多いですし、自分が何を持っているか把握がしづらくなってしまいます。
部屋の片付けのコツについては以下の記事で解説しているので、ぜひご参考下さい。

最後に
惹き付けるタイトルにしたかったので話が結構脱線してしまったり、結構なこじつけになってしまったかもしれませんが、貯金をするために部屋や行動をシンプルにするということは大切です。
「安い物をたくさん買う」というよりも、「いかに数少ない物で暮らしていくか」と考えていく方がストレスなく貯金を殖やしていくことができると思います。